古来川越付近は現埼玉県地区の中心地だった。現在大河ドラマで映中の鎌倉殿の十三人に出てくる比企能員は川越の北方現比企郡の御家人。荒川や入間川や江戸時代にもうけられた新河岸川は周辺の産物と江戸からの物資の交易の水路だった。
 で、今でも川越はさいたま一の観光地だし、川越祭はユネスコに登録された。
辻々で鉢合わせした山車がお囃子を戦わせるのが名物の一つ「曳っかわせ」。
はるかより祭支度の二三人  俳人 小澤克己
山車そろふ蔵町大路秋髙し     田上泰子
鼓の連打はやる武蔵に夏来る    小阪喜美子
        川越祭