以前作った句に
引き算の残りを見つめなお生きる
と言うのがあるが、こちとら残り少ない人生で、車の運転ができるうちに行きたいところがいろいろある。しかし、埼玉県のナンバーは白い目で見られそうで何となく行く気がしない。
 政府は何かというと、専門家の意見を聞いてと言うが、一方で一般大衆の意見も聞いたらどうなんだろう。8割以上の人が先延ばしすべきだと言うのに、何かというと専門家と逃げることばかり言っている。国民の大多数が思っていても庶民の言うことなんか、と思っているのだろうか。

 さて川柳研究誌7月号吟詠欄の残りの3句は下記です。
君が来るまでは囀りやめません
酔えばまた胸の古疵見せたがる
老練をかすませてゆくIT化

 IT化、IoTが進むと30%の人はいらなくなるという説もあるし、日本が先進諸国並みの仕事の効率になっただけでももっと人が要らなくなる、ということはこれから大変な時代が来るのだろう。どうすればいいのか世界一のスーパーコンピューター「富岳」が答えを出してくれないかなあ。